学校や企業で「色を使ったメンタルヘルス」授業や研修します!(募集中)

メンタルヘルス 講座
『環境の変化』が与える「心」への影響
コミュニケーション
「2月は逃げる、3月は去る」なんていう言葉がありますが、2月ももうすぐ終わり、来週からは3月ですね。
3~4月は進学や就職で環境が変わったり、転勤や異動などで環境が変わることが決まる方も多いかもしれません。
こういった『環境の変化』により、心身のバランスを崩してしまうことを「5月病」と言ったり、最近では6月頃に症状が出てくる方も多いので「新6月病」と言われたりしています。
厚生労働省「心と体のセルフケア」
厚生労働省では中高生にも向けた5月病の対策としてこころと体のヘルスケアを紹介していて、その中に『今の気持ちを書いてみる』という項目があります。

もやもやした気持ちを抱えて苦しいときは、それを「紙」に書いてみましょう。自分なりの言葉で書くことがいちばんですが、文章を書くのが苦手なら、イラストやマンガ、あるいは意味のない「落書き」や「書きなぐり」でも。要は頭の中で考えるだけでなく、実際に「手を動かす」ことが大切です。書くことの効果はおもに2つ。1つは今抱えている悩みと距離をとって、客観的に見られるようになること。その結果、あせりがやわらぐので、落ち着いて物事を考えることができるようになります。もう1つは、それまで思いつかなかった選択肢に、自分で気づけるようになること。これは、書いた文章を読み直すことで得られる効果です。

ノートに手書きするのが面倒なら、携帯やパソコンを使ってもかまいません。人に見せないことを前提に、自分の気持ちをありのままに書いていきましょう。

厚生労働省ホームページより引用

紙に書くことで『可視化』する
万年筆
人の心の中はどうしても直接見ることができません。ですから、自分が感じたことを書きだすことで、本当の気持ちに気づくヒントを探します。
  • どんなことにモヤモヤしているのか
  • どんなことが嫌なのか
  • 何に対して怒りを感じるのか
  • 自分はどうなりたいのか

など、思いのままに紙に書くことは、今の自分の状態を知り、本当はどうしたいのかということに気づくための一つの方法になるのではないでしょうか。

色を使うことで、気持ちを表現することが簡単になる
こころパレット体験の様子
気持ちを書きだすことに慣れていない方は、どうやって書いたらよいのか戸惑う方も多いと思います。
そんな時「色を使う」と簡単に自分の気持ちを吐き出す(アウトプット)することができるようになります。
使うものは「紙」と「色鉛筆」だけ。
もちろん、色鉛筆以外の画材(クレヨン、マジック、絵具など)でも、お好きなものを準備します。
色ってなに
例えば、「楽しい」という言葉から何色をイメージしますか?
赤?オレンジ?黄色?黄緑?緑?青?紫?赤紫?ピンク?白?黒????
ひとそれぞれイメージする色は違います。その選んだ色に「〇色が正解」「〇色は不正解」はありません。
最初は「なんとなく〇色かな?」という感じで充分です。「楽しい」という言葉を感じて、それを色を使うことで外に表現できたということが素晴らしいのです。
石川テレビ出演2
次にたくさんの言葉の中から、「楽しい」と同じ色で塗っていた言葉に注目してみましょう
もしかしたらそれは「家族」かもしれないし、「学校」かもしれないし、「友達」かもしれないし、「食事」かもしれません。
同じ色で塗っていた言葉は、「楽しい」気持ちに深く関わっていることでもあります。
もし、「楽しい」と「友達」を同じ色で塗っていたら、「友達といるときが一番楽しい」と思えるのかもしれませんし、「楽しい」と「家族」を同じ色で塗っていたら、「家族といるおうち時間が楽しい」のかもしれません。
同じ色を探し、客観的に感じることで「あー、そうなのかもしれない」と自分で自分の気持ちに気づくことができるようになります。
※色の専門知識がなくても、色を使って気持ちを整理することができるのが一般的なカラーセラピーとは違う大きな特徴です。
メンタルヘルスセルフケアの重要性
厚生労働省でも「メンタルヘルスケア」の大切さを伝える中で「セルフケアが最も大切」としています。
セルフケアの一つとして「職業性ストレス簡易調査票(厚生労働省)」がありますが、ご覧いただければお分かりになるように、文字がびっしり書かれていて、ストレスをすでに抱えている方にとっては大変な作業になると思いますし、会社側がこれをチェックすると思うと素直に答えられない方もいるかもしれません。
こころパレット
それに対して、色を使ったセルフケアは、色を塗ることで気持ちを可視化すると同時に、ため込んでいたネガティブな感情を外へ吐き出すこともできるため、終わった後になんだかスッキリする感覚が得られます
そして、自分自身でどう感じるかということをとても大切にしているので、「こう塗っていたらダメ」とか「こう塗っていたら問題ない」という診断(判断)は他人がしません。
なにより、一度方法を知っておくと、次回からは自分の好きな時に、好きな場所で、メンタルセルフケアが可能になります
色を使ったメンタルセルフケアを「学校の授業」や「企業研修会」で多くの人に伝えたい!!
今の時代、メンタルヘルス不調で専門医に通院中の患者数は年間300万人を超え、予備軍は1000万人~2000万人を越えるともいわれています。
専門医にかかる前に、自分で自分をよく理解し、メンタルヘルスを整える人を増やすということがとても大切だと思っています。そのためにも、その方法を一つでも知っておくことが重要だと思います。
心が健康であることは、自分自身にとってはもちろん、家族にとっても、会社にとってもプラスの事しかありません。私はこの色を使ったメンタルヘルスセルフケアを、学校の授業や企業の研修会などで扱ってもらうことで、自分の心の健康を守る一つの方法としてたくさんの方に知ってもらいたいと思っています。
講座実績
今まで約1年間で200名を超える方に体験していただき、参加された99%の方から「自分の気持ちを感じ取る体験をできた」と感想をいただいております。色を使った団体講座は珍しいため、楽しみながら参加される方がとても多いです。また、老若男女問わず、どなたでも体験していただくことができます。(今まで参加された方の最年少は4歳、最年長は90歳です。)
《団体講座実績》
・北見市小中学校女性教諭研修会(詳しくはこちら
・北見聖母幼稚園職員研修会
・北見聖母幼稚園保護者研修会(詳しくはこちら
・社会福祉法人オホーツク社会福祉専門学校 こども未来学科(詳しくはこちら
・美幌町教育委員会主催講座(2021.3.21.開催予定)
・訓子府町教育委員会主催講座(2021.3.22.開催予定)
・北見道新文化センター(2021.5.16.開催予定)
・北見医師会看護専門学校 看護学科(全15時間(1単位)の授業開催に向けて調整中)
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