学校で「色の授業」をしました。

色の授業 こころパレット
学校で色の授業をしました!

色の授業

先日、オホーツク社会福祉専門学校こども未来学科にて、こころパレットを使った色の授業を行いました。実は昨年度開催した際に「実習前に学びたかった」という生徒さんからのリクエストがあったようで、今年度は実習前のこの時期に呼んでいただきました。

自分の気持ちに気づく体験
こころパレット
はじめに少しだけ色の話をしてから、こころパレットを使って自分に気づく体験をしていただきました。こころパレットはあらかじめ準備された言葉(気持ち)に自分がイメージする色を自由に塗っていきます。
色を塗っている時間は自分と向き合う時間になります。簡単な作業に見えて、過去を思い出したり、未来を想像したり、頭がフル回転している状態です。塗り終わった色を読み解くことで、自分の気持ちに気づくことができるようになります。例えば、自分の幸せにとってどんなことが大切なのか、どんなことが欠かせないのかということも見えてきます。
非認知能力を高めるワーク
グループワーク
今回は、非認知能力を高めるワークもしました。非認知能力とは「コミュニケーション能力」「共感力」「思いやり」「想像力」など数字で評価することのできない能力をいいます。数字で評価できるIQと対照的に使われることが多いです。最近は保育の現場でも0歳児からこの非認知能力を育てることが求められているので、生徒の皆さんも積極的に参加してくださいました。
今回は「コミュニケーション能力」と「思いやり」にフォーカスしてグループワークをしてもらいました。
自分や相手の塗った色を見たり、相手の夢を聞いたり、理想の未来を聞いたり、短い時間でしたが素晴らしいワークでした。
保育現場での色の活用法

最後に、保育現場で役立つ色の知識ということで、絵本を読む(集中してほしい)時におすすめの色、制作活動の時におすすめの色、好きな色から予測する性格傾向など、お話させていただきました。みなさん、本当に真剣に話を聞いてくださってとっても嬉しかったです。ありがとうございました。

園児にとって保育実習生は大人気の存在です。新しい先生に目をキラキラさせて、一緒に遊ぼうとくっついて歩きます(笑)うちの子ども達も「きょうね~、あたらしいせんせいとあそんだよ!」ととっても嬉しそうに話していたのを思い出します。

実習では大変なこともたくさんあると思いますが、今後のためにたくさんの経験をして、素敵な保育士さんになってほしいと思います。

このような状況なのでマスク着用が必須となり、子ども達に笑顔を見せることができなくて残念ですが、マスクの下の笑顔はきっと伝わります!実習が無事に終了しますように、祈ってます。

 

色の授業は様々な場所で開催できます。学校以外にも、保護者研修会や、会社のイベントなどでもご依頼いただいています。興味がある方は気軽にお問い合わせください。
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