北見市内の女性教諭研修会で「こころパレット」講座を開催します。

こころパレット

先日のイベント「みんなのマルシェ♡」に足を運んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。当日はまさかの初雪で、とても寒い一日となりましたが、会場内はお客様が途切れることなくあたたかい雰囲気のまま終了することができました。来年もまた開催したいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

さて、今週末は北見市母と女性教員の会さま主催の学習会にて「こころパレット講座」を開催いたします。ついに念願叶って、教諭のみなさまにこころパレットをお伝えする機会をいただきました!

こころパレットはもともと、うまく気持ちを表現できずにいる子どもたちの気持ちをくみ取るためのコミュニケーションツールとして考案されました。道外ではすでに、教育関係研修会、企業研修会など様々な場で活用され、先日はある県全体で行われる教諭研修会の養護教諭向け分会にてこころパレット講座の開催が決定いたしました。

道内の教育関係機関で「こころパレット」を使った研修会は北見市が初となります。

平成29年度文部科学省が発表した不登校児童生徒数などに対する調査結果によると、不登校児童生徒数は過去最大の14万人となりました。しかし、常駐のスクールカウンセラーを置いている学校は全体の1.2%という現状です。児童生徒が相談したくても、スクールカウンセラーは毎日学校にいません。ちなみに全体の52.8%…つまり半数以上の学校が「スクールカウンセラーの年間活動日数は1~34日」でした。これでは、相談したいときにスクールカウンセラーがいないという場合の方が多いのではないでしょうか。

そんな時、養護教諭が「こころパレット」を使えたら、児童生徒の悩みを即解決!とはなりませんが、会話のきっかけにはなるはずです。こころパレットは気持ちを診断するものではありません。気持ちに気づき、自己理解することが目的です。自分の気持ちが分かれば「じゃあ、どうしたらいいのか。」次の行動もきっと見えてくるはずです。

今回の学習会では、こんなこともお伝えしながら実際にこころパレットを体験していただこうと思っています。講座終了後には、実際に体験してみたご感想なども紹介できればと思っています。

質問・講座依頼などはお問い合わせより、ご連絡お待ちしております。

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