カラーセラピーについて(会話形式でご紹介)

ハーバリウムカラーボトル カラーセラピー

カラーセラピーには興味があるけど、どんなことをするんだろう?

色ってなに

と少し不安でカラーセラピーをできずにモヤっとしている方向けに、私が提供している実際のカラーセラピーについて会話形式でご紹介いたします。

カラーセラピーを体験する際の参考にしてみてください。(各システムによって方法が異なる場合がありますので、事前にセラピストへ確認することをおすすめします。)

ボトルを使用したカラーセラピーの場合
セラピスト
セラピスト

今日は来ていただいてありがとうございます。

まず最初に確認です。カラーセラピーは心の治療を目的としたものではありませんので、現在心療内科または精神科に通院中の方は治療の妨げとなる場合があるため体験していただけませんが、よろしいでしょうか。

クライアント
クライアント

はい。通院などはしていないので大丈夫です。

よろしくお願いします。

セラピスト
セラピスト

わかりました。では、始めていきたいと思います。

このボトルの中で、「いつも好きではないけど、なんか気になる」という色を1本選んでみてください。

(システムによって選ぶ色の数は異なります。今回は分かりやすいように1色選んでもらった場合でご紹介します。)

クライアント
クライアント

最近なんか分からないけど「赤」が気になります。

セラピスト
セラピスト

そうなんですね。「赤」には

・行動力

・やる気

・正義感

・リーダーシップ

・情熱

・エネルギー不足

・怒り

などの意味がありますが、なにか思い当たることは最近ありましたか?

クライアント
クライアント

はい。あります。

実は最近、仕事でリーダーを任されて思うように行かなくて…。

ちょっと無理して、疲れているかもしれません。

セラピスト
セラピスト

それは大変でしたね。今、お話しされたように少しお疲れなのかもしれませんね。

では、例えば、お仕事でうまくいくためにはどんなことが必要だと思いますか?

クライアント
クライアント

もっと、周りの力を借りた方がいいのかもしれません。

昔からなんでも一人でやらないと気が済まないところがあるので…。

あとは、仕事のことばっかり考えてしまうので、気分転換も必要なのかもと感じていたところです。

セラピスト
セラピスト

そうですね。周りの力を借りられると、いいのかもしれませんね。

それと、今お話しされていたように、少しリラックスできる時間も必要なのかもしれませんね。

実は、「赤」と「緑」というのは向かい合わせにある補色という関係で、「赤」のことを自分にとってネガティブかもと感じた時には「緑」のことをやってみてバランスをとるのも一つの方法です。

「緑」には

・リラックス

・スペース

・決断

・バランスをとる

・八方美人

・優柔不断

などの意味がありますので、この中からピンとくる言葉はありましたか?

クライアント
クライアント

さっきも言ったように「リラックス」は必要だと思います。

あとは、八方美人という言葉にドキッとしました。

周りから嫌な人だと思われたくなくて、手伝ってもらいたいと素直に言えないんです。人に任せられないっていうのも結局は嫌われたくないっていうことなのかもしれません。

セラピスト
セラピスト

周りの人たちに嫌われたくなくて少し頑張りすぎている状態なのかもしれませんね。もしかしたら、リラックスすることで、少し余裕ができて、今の状況が良い方向へ進むきっかけになるかもしれませんね。

「リラックス」と聞いてイメージすることは何かありますか?

クライアント
クライアント

そうですね~。

アロマでしょうか。

そういえば昔からアロマが好きで、いろんな香りを持っていますが最近忙しくて全然使っていませんでした。

セラピスト
セラピスト

それはいいですね。

アロマなら自宅でできるので、すぐに使えるんじゃないでしょうか。ぜひ、お風呂などで使ってみてください。

あとは、「緑色」のモノを身の回りに置いたり、使うこともおすすめです。色は見るだけでも効果が期待できるので、活用してみてください。

クライアント
クライアント

早速、今夜お風呂の時にアロマを使ってリラックスしてみます。

会社で使うファイルもグリーン系にしてみようと思います。

セラピスト
セラピスト

いいですね。ぜひ今夜からアロマでリラックスしてみてください。

あと、気になる色が変わったときは、心の中でなにか変化が起きたサインでもあるので、そういったときにカラーセラピーなど自分の内側に目を向けるようなことをすると、その時の自分の気持ちに気づくヒントが見つかると思います。今後の参考になさってください。

クライアント
クライアント

なんか、自分の気持ちが分かってすっきりしました。明日からもまた頑張れそうな気がします。

ありがとうございました。

という感じでカラーセラピーをしていきます。基本的にはセラピストが色の持つ意味や心理状態を伝えることで、クライアントさんが自分の気持ちに気づくお手伝いをします。そして、実際に今の状況から少しでも理想の方向へ変化することをサポートするため、今日からでもすぐにできる「行動」を促します

気持ちに気づいて「あ~、スッキリした!」で終わってしまうカラーセラピーも多いのですが、ヒトは行動をしないと変化しません。スッキリして終わってしまうのはもったいないです。

今回の例の場合、クライアントさんは「今夜から、アロマでリラックスする」という「いつから、何をする」目標を設定することで、行動が変わりました。そして行動が変わると、未来が変わります。

これはカラーセラピーに限ったことではありませんが、ぜひ「目標」を設定してみてください。

目標設定のコツはたくさんありますが、まずは

・期日を決める(いつから?いつまでに?)

・行動を決める(実際に何をする?)

・人と比べない(もし比べるなら過去の自分)

が大切だと思います。どんなに簡単なことでもかまいません。例えば、「明日から寝る前にコップ1杯の水を飲む」でも、「1か月後までに、ポテトサラダを作れるようになる」でも、「寝るときはスマホの電源を切る」でも、なんでもいいです。人と比べる必要はありません。これをしたら理想の自分に近づけるんじゃないかなと感じることを考えてみてください。

途中で違和感を感じたら、その時に修正すればそれでいいと思います。日々、進化している証拠です。

また、自分の気持ちに気づく方法はカラーセラピーだけではありません。

ぜひ、自分にぴったりのツールを見つけて活用してみてください。

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